GIGAで学校に端末が入るようになって,小学校や中学校では活用がかなり進んだという話も聞くようになりました。高校もようやく本気(?)になったところも増えて,昨年度は視察に来る高校が格段に多くなりました。
導入や活用が進んできて,なんとなくどの授業でもICTが使われるようになってひと段落という学校もあると思います。どんな活用がされているでしょうか?
授業支援アプリやサービスを使っての教材の提供や課題の配信,生徒からの返答や作品の回収,それらを比較表示しながら解説。こんなことがスムーズに行われるようになって,「ICT活用が進んでよかった」と感じてますか?
ここが一つの「踊り場」だと思います。
ふと気がつくと,確かに端末使っているけれど,どの教科も科目も授業支援アプリやサービスを使って同じような授業パターンになっている。思えば,今までの授業をなんとかオンラインでやろうとしていたのが,学校にみんなが来られるようになっても同じことをしているのでは?と気がついてしまった。
ここまでたどり着いたのはもちろん評価していい。だけれど,ここはひとまずの踊り場で会って,また次のフロアへ上がっていかなくてはいけないのです。「いやー,ここまで来れば十分でしょ」という声も聞こえます。
でもこれが私たちが本当にやりたいことでしたっけ?
もっと生徒に創造的なアウトプットができるような授業にしませんか?
生徒が「余計なこと」をしないかと不安になる授業から,生徒が創作に取り組んで余計なことなんてしようと思わない授業ができるとしたら?
そんな先生,学校のお手伝いをしたいと思います。
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